自動ドアの電気代の話

 2011年3月11日の大震災以降、岩手県でも電力不足から節電の要請が高まっており、町を歩いていると、看板の明かりを消したり室内の照明を減らしている建物を多く見受けられます。
 そんな中、自動ドアの電源を切り扉を開放している建物も多く見かけるのですが、実際のところ自動ドアを止めたときの節電効果はどれぐらいなのでしょうか。

 自動ドアの消費電力と一口に言っても、メーカー、機種、使用条件などで異なってくるのですが、今回は当社で一番売れている最新型の中型ドア用エンジン「DS−75型」エンジンで考えてみます。
 また、使用条件については、一般的な店舗を想定し、朝9時にオープン夜9時閉店の12時間自動ドアを使用。
 1日500人ほどが来店し自動ドアが1日に約1000開閉するとした場合・・・

 一日の消費電力はおよそ180Wh程度で、これを電気代に換算すると約3.2円。
 無休で一ヵ月使い続けて月に100円程度です。

 マンションの場合、開閉回数がもっと少ない代わりに24時間止めることなく使用し続けると言うところが多いと思いますが、その場合で1日4円程度です。

 おそらく一般的に考えられている自動ドアの消費電力のイメージよりは、ずっと少ないのではないでしょうか。
 少しでも節電に協力する為に自動ドアの電源を切ることも大切だと思います。ただ、夏場や冬場などは、ドアを開放してエアコンでより電気を使ってしまうようなことになってしまったら意味がありません。
 自動ドアを上手に使ってより節電に協力していきたいものですね。

※電気代の計算は、東京電力の2011年の資料を元に行っています。
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